東京都23区がすっぽり入るという支笏湖
諸々の事情により、金曜に休みを取って2泊3日のスケジュールです。結論から言うと、これが功を奏しました。金曜の昼過ぎにキャンプ場へ到着したのですが、この時点ではまだぽつぽつとキャンパーがいるといった状況で湖岸のサイトを確保することができました。翌朝、7時頃から続々とキャンパーが到着し、昼前には希望するサイトを確保することがほぼ無理といった混雑状況でした。我が家は行動がちょっと遅めなので、土日のスケジュールだったら間違いなく湖岸なんぞ確保することはできなかったと思います。
到着後、子供達を湖岸で遊ばせながら設営です。
高い透明度の水
湖畔からちょっとは幼児でも大丈夫な深さ
目の前が湖
ただ、隣に設営されていた方の話によると、支笏湖が荒れると湖畔に張ったテントが一気に飛ばされることもあるとのことです。（その人はたまたま今回だけ湖畔に張っていたようですが）常連さんは奥の方に集まっているとか。
時折強い雨が降り出したりもしましたが、子供達と湖で遊びつつ晩ご飯の準備です。今回は塩釜牛、ブイヤベース、タコとブロッコリーのサラダ、桃と生ハムです。
写真では上手くいったかのように見えますが、珍しくというかなんというか食べるまでに3時間近くかかってしまいました。
敗因は塩釜用の卵を忘れ近くの（車で30分強かかる）セイコマまで買い出しに行ったことと、着火用の炭を持たずに備長炭（練り炭）を持ってきてしまい火が全く熾きなかったことです。時折強く降る雨の中、泣きたくなりながら火を熾しました
しかも、ツーバーナーのボンベ忘れるし(笑)
ともあれ、お祝いをしたりしながら楽しく過ごせたのはロケーションの効果もあるように思います。
ローソクの数を数えないで下さい(笑)
翌朝も、晴れたと思ったらスコールのような雨が降る不安定な天気でした。
特等席
ハンモックもベストな間隔の木が
カヌー欲しい
天気が良かったら樽前山にでも登ろうかとも思ったのですが、いつ降り出すか分からない天候だったので、きのこ王国で軽く昼ご飯を食べ、長流川（おさるがわ）沿いにある蟠渓温泉のうち、ひかり温泉へ。
車の中でちょっと待ってるだけで
すぐ土砂降り
ひかり温泉は超レトロな趣の建物で、日帰り入浴の場合、入浴料は玄関脇にある缶の中に入れます。野菜の無人販売所みたいで、日本人だなぁと思う瞬間です。
が、
めちゃめちゃ熱い(笑)
設定温度が46度って、どうやって子供を入れろと(笑)
かなり水でうめてようやく入ることができましたが、あとから知ったところによれば岩風呂なんかも貸切にできるようです。
ちなみに、泉質はあっさりというかサラサラというかぬるぬる感が少ないお湯でしたが、46度でしばらく入ったのに湯あたりしないいいお湯でした。
さて、風呂に入ってサイトに戻り、晩ご飯の準備です。ガスボンベと着火用の炭を入手してきたので、今回は滞りなく準備が進みました。
お隣さんからいただいた川エビの天ぷら
リゾットに豆とトマトのサラダ
川エビの天ぷらはお隣さんが水網で取った川エビで作ったもので、正に地産地消という一品です。次回来たときは真似してみます。ちなみに、お返しにブイヤベースの残り汁で作ったリゾットをお渡しました。
前日とは打って変わって順調に晩ご飯も進み、焚き火もして早めに就寝します。というのは、美笛と言えば「ライジングサン」と言っても過言ではないロケーションで、早起きしたもののうっかり椅子の上で寝たら既に日は山の上だったという前回の失敗は避けたいと思っていたからです。
RSRでは見なかったライジングサン
なんとか日の出の時刻に起きることができ、ライジングサンを拝むことができました。
そんなこんなで、悪天候に悩まされつつも、前回と同様に満喫してキャンプ場をあとにすることができました。
◇サイト…☆☆☆☆☆(限りなく5に近いけれど4.8くらい)
・早めに行けば選択肢は広い。
・混みだすと隣との距離が1mという場合もあり。
・湖畔だけでなく、木に囲まれたところも気持ちよさそう。
・砂地は帰宅後のメンテがめんどい。
◇設備…☆☆☆☆★
・色々揃うセンターハウス。
・風呂は五右衛門風呂とセンターハウス内にコイン式シャワーあり。
・トイレは綺麗にされているけれど、和式のみ（身障者用は洋式）。
・一番近い買い出しポイントは大滝のセイコマ？
◇遊具類…☆☆☆☆★
・遊具類は一切なし。
・湖で遊べる年だったら、全く問題なし（逆に湖で遊べない年齢だと子供ストレスが溜まりそう）。
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